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社員教育
品質保証課のお仕事
こんにちは、品質保証課のイェです。
本日、物性測定を紹介したいと思います。
プラスチックは実は100種類以上あります。
種類によって、硬さ・比重などが、かなり違います。
例えば、プラスチックは水に浮かぶばかりでなく、沈むものもあります。
異なる種類のプラスチックで混ぜると、性質の変化が生まれます。
まるで、人の性格みたいですね。
ある再生プラスチックの性質を知りたい時に、それは、品質保証課が登場する場面です。
下図のような再生プラスチックが品質保証課に届きます。
それを決まった形に成形加工し、プラモデルのような物を作ります。
これを使用して物性測定を行います。
プラスチックの弾力性:
プラスチックの棒を下図のように、2分をかけて機械が曲げていき、プラスチック棒からの反発力を測ります。
プラスチックの衝撃への強さ:
下図のようにの切り込みが入っているプラスチック棒を固定します。ハンマーを自由落下させ、ぶつけることで折れやすさを測ることができます。
こちらはプラスチックの密度を測る機械です。
本日は、ブログのために、皆がおなじみのあるPETボトルを使って、密度テストします。
炭酸飲料の容器のPETボトルから切り離した底の部分です。
水に沈めた状態としてない状態の重さそれぞれを測定して、密度を割り出します。
このPETボトルの密度は水より重い、1.353g/cm3との結果が出ました。
今回は物性測定の一部をざっくりと紹介させていただきました。
現在、プラスチックがあらゆる場面に使用されています。
大量な廃棄プラが発生しています。
弊社では、廃棄プラを再生プラにし、こうやって物性を調べることで、再生プラを適当な用途に繋げています。
これによって、プラスチックゴミの削減に、微力でありながら、貢献したいと思っております。
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本社新工場、2021年2月の竣工を予定しています
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